定年退職後 もっと幸せになりたい人の知っておくべき不動産の知恵をお伝えします。

私は、不動産の書籍を担当したのがきっかけで、不動産に興味を持ち、不動産を自分の味方にして幸せを実現してきました。

生まれた場所は、東京・神田神保町。

某大学が校舎を立替、自宅は日陰になってしまいました。祖母が、いつもその恨みつらみを話していたことを思い出します。

その後、大通りのお店屋さんは大手不動産会社に買収され、廃業。周囲もどんどん地上げされていきました。
一軒だけ、取り残された○○屋さん。今でも、その1軒は残っていますが、廃墟のようです。もう、そのお店の商品を買う人なんて、住んでいません。

土地を売って、商売を辞めてしまって、パチンコなどで時間を潰す大人を見て、「これって幸せなのか?」子どもでしたが、疑問でした。

ネットバブルの時は、数億円を手にした知人もいました。
ただ、時価総額が14億の時があったので、一桁の億を手にしたことで後悔しているのです。
「ええ、もう充分じゃない」と言うのは、私だけで、損してしまったことばかりに気が向きます。

30代でマンション投資していた女性は、簡単に言ってお金の亡者。
私が、「美味しいもの食べたい!」と言ったら、「消化されて、ただ出るだけのものにお金は払いたくない」
これまた、私にとって幸せとは何かを考える機会となりました。

40代に入り、アメリカに1年住んで、帰国後、出産。
本業以外で、不動産屋さんの手伝いなどをしながら、不動産投資を考えている人。自宅を改築しようとしている人、新築マンションを購入しようとしている人。中古物件をリノベーションしている人などと関わってきました。

そこで感じたのは、購入したり、改築、新築したい人が不動産の知恵をあまり得ていないな?ということです。それと、とても大切な自分にとっての「幸せ」を考えることが抜けていること。

コロナ禍、自宅での時間が大幅に増えた人もいるでしょう。
今まで、自宅は寝るだけに帰っていた人も、自分の空間について考えてみたかもしれません。
所有から、使用へと意識を変えた人もいるでしょう。
自分の居る場所から、幸せを受け取っていると考えてみると、今の場所がとても大切になります。

パワースポットに行かなくても。自分の今いる場所がパワースポットになればいいのです。

ご自身の幸せのために、不動産との付き合い方を一緒に考えてみましょう。